そして迎えた今月20日の文化祭当日。高瀬コミュニティセンターの演奏会場には大勢の観客が訪れました。

「私たちは『たかだて吹奏楽クラブ』です。今回が初めての演奏披露となり、緊張しています。少しでも楽しんで聴いていただけたらうれしいです」

最初は高楯中学校の校歌の演奏でスタートです。

安孫子真澄 代表「『たかだて吹奏楽クラブ』のモットーは『できることをできる範囲で』です。ご覧の通り打楽器は十分ありませんし、人数が足りていないパートもあります」
「私たちはここで集まって音楽をする意味や価値観を今回の演奏会でも会場にいる我々と皆さんで感じ合えたらいいなと思っています」

最後は唱歌「ふるさと」の演奏です。

演奏後にはアンコールの声が上がりました。これに応えてもう一曲が演奏されました。
演奏後には観客から大きな拍手が送られました。
たかだて吹奏楽クラブ 安孫子真澄代表「本当に素晴らしかったです。私が一番楽しかった気がしてます。いい演奏を聞かせてもらったなと」

トランペット 小学5年生 髙橋永愛さん「精一杯頑張りました。見に来てくれた人たちに感謝しかないです」

フルート 小学5年生 及川澪音さん「自分なりには成功しました」

トロンボーン 高楯中学校2年生 安孫子佳昭さん「吹奏楽やって初めての発表会だったので結構緊張して音が割れたりミスしたり」

トランペット 小林正次さん(71)「十分 満足できました。楽しかったです」

チューバ 新関秀一さん(72)「もうバッチリ これ以上ないという位、満足しました。思い切って吹きました」

山形市立高楯中学校 星川仁一校長「上達して本当にいい演奏。ハートが伝わるような感じでとっても良かった。本当に一つの大きい成果を残したのではないかなと」

高瀬地区振興会 和田友一会長「地域の子どもさんから大人まで、結構年配の方まで一緒に高楯の吹奏楽を守っていくというか発展させていくというのはすごいことだなぁと」

たかだて吹奏楽クラブ 安孫子真澄代表「本当に何が足りないからって音楽ができないことはないし、その時その時で音楽って楽しむことができる本当にいいものだなあと思っているので、ぜひそう言った場を続けていきたいし、いろんな人に共感してもらって、集まってもらえればいいなと」

演奏者も聞く側も一緒になって楽しんだ発表会。
地域の宝として、「たかだて吹奏楽クラブ」のさらなる発展が期待されます。







