ペットボトルからペットボトルを再び作る「水平リサイクル」。
このリサイクル方法について理解を深めてもらおうと、きょう鶴岡市の小学校で特別授業が行われました。
鶴岡市では今年の4月から飲料メーカー大手のサントリーと、市内で回収されたペットボトルを再利用する取り組みを始めています。

水平リサイクルはペットボトルを再びペットボトルとしてよみがえらせる仕組みで、空の容器を細かく砕き飲料用のペットボトルを作ります。

石油を原料として新しくペットボトルを作るより二酸化炭素の排出量がおよそ6割も少なく、生産コストも抑えられ資源を有効活用できます。

しかし、サントリーによりますと水平リサイクルできているのは回収されたペットボトルの3割ほどだということです。
サントリー 齋藤雄城さん「あることをしてくれるだけでもっとたくさんリサイクルすることができます」

ポイントは、捨てる時にペットボトルをきれいにすることと、つぶすこと。
これが、効率のいいリサイクルにつながります。
ペットボトルは一度平らにつぶし、折り曲げることでとてもコンパクトになります。

児童「毎日はしていないからいつも出来るようにする」

児童「自分たちにもできそうなぐらい簡単だった」

身近なもののリサイクルから、児童たちは限りある資源の大切さを学んだようでした。