若者の雇用状況などから、いわゆる「働きやすい企業」を認定する「ユースエール認定企業」について、県内で新たに6社が認定され、きょう認定書の交付式が行われました。

認定書が交付されたのは、鶴岡市の畜産食料品製造業・「太田産商(おおたさんしょう)」をはじめとする県内企業6社です。

「ユースエール認定企業」とは、新卒者などの3年以内の離職率が20%以下で有給取得率が高い・残業が少ないなど、12の基準を満たしている中小企業で厚生労働大臣が認定します。認定されると企業は認定マークを使用でき、新卒者や若者の仕事選びの参考になるとされています。

県内ではきょう現在、55の企業が認定されています。
山形労働局 多田輝彦 職業安定課長「山形に1人でも多くの若者が残っていただく、あるいは戻っていただく、そういったことを我々としては期待している」

山形労働局では、認定制度を活用することで若者の流出を防ぎ、県内企業の人手・後継者不足の解消につなげたいとしています。
