7月の記録的な大雨の被害から早期に復旧するために県全体で情報を共有する1回目の県の対策会議が開かれました。
吉村知事「災害復旧事業の進捗状況を全庁的に把握するとともに確認共有する」

この対策会議は、7月の記録的大雨の被害を早期に復旧するために、県庁全体で情報共有をはかろうと開かれるもので、今後2か月に1度ほど開かれます。
7月の記録的大雨では、県内での被害がおよそ1069億円に上っています。

会議1回目のきょうは、現在の復旧状況が共有されました。
県内では一時、道路の116か所で通行止めなど交通規制が発生していましたが、きのう現在では8か所になっています。あすには国道344号が、今月30日には大石田畑線が全面通行止めが解除される予定です。

また、住宅が全壊、大規模半壊および中規模半壊した世帯などに送る最大300万円の被災者生活再建支援金制度については、22日現在で52世帯から申し込みを受け、そのうち29世帯に支給したことも明らかにされました。

この会議は11月下旬にも開催され、2月の補正予算に向け話し合いを進めていくということです。