■その後も続く暴行 女は逃げ出した
女は遺体を遺棄したあと1週間ほど、男の家で暮らしていた。
しかし、女はその後もパパ活などを強要されたという。
そして女は男のもとを逃げ、山形県新庄市に来て、新庄警察署を訪れた際に「遺体を遺棄した」などと話し、その後、逮捕された。

■弁護側「責任能力を争う」
裁判で弁護側は、事件当日も心神耗弱だったとして、「事実は争わないが、責任能力を争う」とした。
別の日程で行われている裁判で死体遺棄教唆の罪と傷害の罪に問われている男は「身に覚えがない」と起訴内容を否認し無罪を主張している。
女は初公判の中で男に伝えたいことはあるか問われると、「正直に話して罪を償ってほしい」と述べた。
男と女それぞれの裁判は今後も続く予定で、被告人質問なども予定されている。
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