伝統を残すため掟を変え…
綱木獅子踊り保存会 加藤瑞穂さん「父がずっと踊っていたのでそれに続いて」

父の獅子踊りに憧れ、2年前に踊り手となった加藤瑞穂さんは、雌獅子に扮し優雅な舞いを披露しました。

綱木獅子踊り保存会 加藤瑞穂さん「限界集落ですけど400年以上続く伝統ある踊りなので、そこが魅力だと思う」

わずか3人の集落に鳴り響く囃子の音色。
この音色を残すために綱木獅子踊りは、門外不出という掟を変え、地区の外に住む人にも門を開き、今はおよそ20人で、伝統の舞を守っています。

綱木出身の人「昔の踊りがそのまま残っているようだ。それを残しているのがすごい」
訪れた人「応援したいですね。末永く続けばいい」
綱木獅子踊り保存会 今野貢さん「ここにいる以上は、(獅子踊りを)なくしたくないもんで。最後まで一生懸命にやるしかないね」

たった1日、かつての活気を取り戻す綱木集落。受け継がれる綱木獅子踊りには、集落の伝統を大切に思う人々の思いが詰まっていました。
