大相撲の夏巡業、尾花沢場所がきのう行われ、尾花沢市にゆかりのある大関・琴桜などが会場を沸かせていました。

11年ぶり3回目の開催となる尾花沢市での夏巡業。

琴ノ若が大関・琴桜となって初めての尾花沢場所とあって、会場は満員御礼となりました。

佐藤真優アナウンサー「大相撲尾花沢場所です。ただいま、公開稽古が行われています。会場はものすごい熱気です」

訪れた相撲ファンは地方ではなかなか見ることのできない力士達の迫力ある稽古に見入っていました。

また思い思いの応援グッズを手にした相撲ファンも多くいて、自分の好きな力士へ声援を送っていました。

相撲ファン(3人組)「私は、翠富士。私は、宇良。もちろん琴桜。サインもらったり、握手したり、お近づきになりたいです。推し活したいですね、なかなか機会もないですからね」

相撲ファン「うーんとね、琴桜。なかなかテレビでは味わえないような所を見て、迫力を間近で感じてもらえたら」

力士の中でひと際人気を集めたのが、大関・琴桜です。尾花沢市出身の佐渡ヶ嶽親方を父に持ち、祖父の四股名・琴桜を受け継いで初めての尾花沢入りです。

子どもたちとの稽古では、酒田市出身の北の若と一緒に、会場を沸かせていました。

稽古した子ども「重くてなかなか押せなかった」



稽古した子ども「予想よりでかかった。将来は大関・琴桜みたいになりたいです」

大関・琴桜関「県としてもゆかりの力士として入れていただたいて、すごくうれしいですし、自分のふるさとのような気持ちでいます」

大関・琴桜関「(Qこどもたちにメッセージ)相撲を通じて色んな事を学べると思うので、礼儀もそうですし、僕らも目指してもらえるような力士になれるようにやっていくのでしっかりがんばってほしいです」

また会場では、サインを求める人や写真を撮る人の姿もあり、巡業ならではの催しに相撲ファンは特別なひと時を過ごしていました。