夏の甲子園5日目のきのう、山形県代表の鶴岡東が福島県代表の聖光学院と対戦し、2対1で競り勝ちました。

2年ぶり8回目の出場となる鶴岡東。1回戦の相手は福島県代表で3年連続19回目の出場となる聖光学院で、東北勢同士の戦いとなりました。

試合が動いたのは3回、鶴岡東が連打などでランナー2、3塁のチャンスを作ると
4番ピッチャーの櫻井がレフトへタイムリーヒットを放ち、鶴岡東が2点を先制します。

その後は聖光学院、鶴岡東ともピッチャーの力投が続き、両チームチャンスを作ることができません。

すると8回裏、聖光学院の攻撃。鶴岡東の櫻井が連打を浴び、1アウト2、3塁のピンチの場面。

ここで聖光学院の3番、菊地のサードゴロの間に1点を返されます。

2対1のまま迎えた最終回、鶴岡東は1アウトから代打の鈴木、つづく7番佐藤にもヒットを許し、ランナー1、2塁のピンチに。

長打が出ればサヨナラという場面ですが、ピッチャー櫻井が落ち着いた投球で、後続をショートゴロにうちとりダブルプレーで試合終了。

2対1で勝利し、県勢として2年ぶりに初戦を突破しました。

2回戦は大会9日目の第3試合、西東京代表の早稲田実業と対戦します。

鶴岡東 櫻井椿稀「まずホッとしています」

「(聖光学院は)強いチームなので最後まで何あるかわからないと思ったので、とにかく目の前のバッターを抑えることをしっかり意識して投げました」

「(2回戦は)まず疲れを取ってしっかりと自分のピッチングができればいいかなと思います」