大相撲の夏巡業、尾花沢場所が11日行われ、尾花沢市にゆかりのある大関・琴桜が会場を沸かせました。

11年ぶり3回目の開催となる尾花沢市での夏巡業。会場は満員御礼となりました。地方ではなかなか見ることのできない力士達の迫力ある稽古を前に、相撲ファンは思い思いの応援方法で、自分の好きな力士へ声援を送っていました。

その力士の中で、ひと際人気を集めたのが、大関・琴桜です。尾花沢市出身で元琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方を父に持ち、今年の5月場所から祖父の四股名を受け継いで初めての尾花沢入りです。きょうは県内の小さい力士たちの挑戦を受け会場を盛り上げました。

子どもは「重くてなかなか押せなかった」


「予想よりでかかった。将来は大関・琴櫻みたいになりたいです」


大関・琴桜関「県としてもゆかりの力士として入れていただたいて、すごく嬉しいですし、自分のふるさとのような気持ちでいます。相撲を通じていろんな事を学べると思うので、礼儀もそうですし、僕らも目指してもらえるような力士になれるようにやっていくので(子どもたちも)しっかり頑張ってほしいですね。」