きらやか銀行の新しい頭取に現在取締役を務める西塚英樹さんが就任することが決まりました。
きらやか銀行を巡っては、過去最大の赤字決算の責任を取り、川越頭取が辞任を表明していました。

きらやか銀行 西塚英樹 取締役「当行再建の重責を担うことかつてない緊張感を覚えている。『地域と共に活きる』この理念は変えずに、一方で考え方、行動を変えていきたいと思っている」

きらやか銀行の新しい頭取に決まった西塚英樹さんは山形市出身の52歳で、山形大学を卒業したあと合併する前の殖産銀行に入行しました。

その後、きらやか銀行の経営企画部長や広域営業部長などを歴任し、今年6月からは取締役を務めていました。
きらやか銀行では、今年3月期におよそ244億円という過去最大の赤字決算となり、その責任を取り、川越浩司頭取が辞任を表明していました。

きらやか銀行 西塚英樹 取締役「まず最初にやらなければいけないのは、お客様からの信頼の回復。これがまず何よりも最優先。地域金融機関、地域のお客様に何ができるか、それを考えた時に、数字の結果と我々の行動を変えていかないといけない」
「行動を変える」と言葉を重ねた西塚さん。
頭取就任は9月になる予定です。
