障がいへの理解を深めてもらおうと、新庄市の高校生たちが自主的に行っている活動があります。
それは、子どもにも分かりやすい絵本の製作。
絵本にはどんな思いが込められているのでしょうか。
「うさぎさんは わにさん もぐらさん りすのきょうだいに言いました。みんなでひこうきさんをなおそうよ。ひこうきさん みんなをつれてきたよ。すごい たくさんなかまがいるんだね」

絵本を製作しているのは新庄北高校と新庄南高校の3年生ら6人でつくるボランティアグループ「たんぽぽくらぶ」です。

代表で発達障がいの弟がいる新庄北高校の渡辺水晶さんが障がいへの理解を深めようと2年前に仲間を募り、「たんぽぽくらぶ」を結成。様々な活動をしてきました。

たんぽぽくらぶ 代表 新庄北3年 渡辺水晶さん「今すごく世の中で多様性だったりうたわれる時代だと思うんですけど、その中でもやっぱり障がいに対して偏見だったり差別がまだあると思って、差別だったり偏見をできるかぎりなくして誰もが生きやすい社会になったらいいなと思って始めました」

「たんぽぽくらぶ」は養護学校の先生や障がい者が働く施設の代表に話を聞いたり、高校生に向け身体障がいの擬似体験イベントを開いたりと積極的に活動を続けてきました。

そうした中で絵本の製作に至ったのは・・・







