心温まるお弁当のプレゼントです。調理について学ぶ山辺高校の生徒たちがきょう、手作りのお弁当を1人暮らしのお年寄りに贈りました。


お弁当を作るのは、山形県立山辺高校食物科の2年生と3年生です。

このお弁当作りは山辺高校の伝統授業で日々生徒たちを見守ってくれる地域の人に感謝の気持ちを伝えようとおよそ30年前から始まりました。

今年のテーマは、「春景~春の訪れをこめて~」


こちらで作っているのは、えび団子のフライです。


2年 佐藤百香さん「テーマが春景なので、色鮮やかにしてみました。」


和菓子作りのチームは、寒天で雨のしずくを表現しています。



3年 古澤怜奈さん「春らしさを表現したくて色合いとデザインを考えました。」


この日のために生徒たちは、1か月以上も前からレシピを考え、試作も4回行ってきました。

3年 遠藤琳生さん「反省点が出たら次の試作でその反省を活かして、どんどんよりよいものになるように考えて作りました!」


そしてようやく完成したお弁当。ロールキャベツや、ふきのとうなど、地元の春の食材がふんだんに使われています。


3年 遠藤琳生さん「100点です!高齢者の方々に春の訪れを感じていただけたら嬉しいなと思って、たくさん春の旬の食材を使って作りました!」


そして、いよいよお弁当がお年寄りの元へ。