ヘリコプターから大量の水を投下しますが、木の中が燃えているためその水が火に到達しなかったのです。

南陽消防署 杉原利彦 署長「自衛隊の5トンの水を何回も落としたんです。それでも消えない。結局は地上隊が行って、木をチェンソーで切って切って、中を沈没させた。最終的に人の力でしかなかった。それを一本一本やっていく。恐ろしいなと。あれだけの木の数ですし」

見えない炎に、木が密集している状態の山の中。人が立ち入ることも難しい場所が多いことなどから、消火活動は難航。延焼の危険が無い鎮圧状態になっても、完全に火が消える鎮火に至るには時間がかかりました。

南陽消防署 杉原利彦 署長「(鎮圧後は)煙が上がったところの消火でしかなかった。なかなか次のステップに向けての手段・方法が思いつかなかった」








