今月4日に発生し12日に鎮火した山形県南陽市秋葉山の大規模な山火事は、きょうから消防などの実況見分がはじまり、現地で被害状況などの調査が始まっています。
今回、消火活動の指揮をとった南陽消防署の杉原署長に当日の状況について聞きました。

県内で過去10年に起きた林野火災で最大の規模となった今回の山火事。
その消火活動の指揮をとった南陽消防署の杉原署長です。
火災発生時から山火事への対応の難しさに直面しました。
南陽消防署 杉原利彦 署長「もしかすると危険な場所かもしれない。山の形状・性質を知らないと、むやみに何百人という人を導入できない」

地上のみの消火活動に限界を感じたのは早い段階だったといいます。南陽市は発生の初日に、自衛隊に災害派遣要請を行いました。

しかし、自衛隊出動後も困難は続きました。







