おととしの大雨被害で、現在も一部区間で運休が続くJR米坂線について、全線復旧への機運を高めるために実施される「米坂線復活絆まつり」の実行委員会の設立総会が開かれ、8月31日を候補日としてイベントの準備が進められることが決まりました。

23日、JR米沢駅前には特設のステージが作られ、やまがた愛の武将隊や地元のアーティストらが参加しJR米坂線の復旧を求めました。
JR米坂線を巡っては、おととしの豪雨災害で一部区間で運休が続いています。県は、沿線自治体や新潟県と一緒に、鉄道としての復旧を目標にJR側と話し合いを続けていますが、いまだ復旧のめどはたっていません。

23日のキックオフイベントには沿線の住民も訪れ、復旧へエールを送りました。
沿線の住民は「米坂線を本当に応援しているので、線路がつながればと、みんなで盛り上げれたらと思ってきた」

また、これに先立ち山形・新潟両県や沿線自治体による「米坂線復活絆まつり」の実行委員会の設立総会も行われ、JR米坂線の全線開通の記念日にあたる8月31日を候補日に、沿線を盛り上げるイベントを実施することなどが確認されました。

吉村 知事「米坂線をみんなで復旧、復活したいという思いがとても強いので、その熱意を持続させていく。みんなで盛り上げていくということがとても大事」

この後、吉村知事らがJR米坂線に乗り込み、現在の状況などを確認したということです。