春に増えやすい山火事を防ごうと19日、広報活動を行うキャラバン隊の出発式が行われました。山形県内では林野火災・野火等多発警報が発令されていて一層注意が必要です。


最上総合支庁 柴崎渉 庁長「春は、雪解けと共に、行楽や山菜採りなどの入山者が増え、山火事が発生しやすい時季」

山形県新庄市の最上総合支庁では、県や市町村の担当者の他、消防などおよそ40人が集まり山火事防止キャラバン隊の出発式が行われました。


今年、県内では林野火災と野火火災が合わせて45件発生しています。特に今月に入ってからは件数の増加が顕著で、県では今月7日から林野火災・野火等多発警報を出して、注意を呼び掛けています。


最上総合支庁森林整備課 志藤彰 課長「皆様に大切な森を守っていただくために、焚火などを行っているときは火から離れない。終わった後は必ず消火を確認するなどを注意して頂きたい」


キャラバン隊は広報活動などを通して、山火事防止の注意を呼びかけていくということです。