音声ガイダンスによる詐欺の予兆電話が山形県内で相次いで確認されていて、警察が注意を呼びかけています。


警察によりますと、きのう昼ごろ、山形市の80代男性の自宅の固定電話に電話があり、NTTからの音声ガイダンスで「2時間でこの電話を停止する」「1番を押して下さい」などと流れたということです。

男性は、NTTを名乗る自動音声ガイダンスによる架空料金請求詐欺が発生していると知っていたため、詐欺の電話と見抜いて切り、被害には遭いませんでした。

きのうはこのほかに、山形市と天童市でそれぞれ1件、同じような不審電話が確認されているということです。

警察では4月以降、県内で詐欺の予兆電話が相次いでいるとして、注意を呼びかけています。