東根市では18日、一足早く、さくらんぼの観光果樹園がオープンしました。地元の子どもたちが、さっそく真っ赤なさくらんぼを頬張りました。

真っ赤に実ったさくらんぼ。

市内では、温室ハウスでさくらんぼを栽培する観光果樹園が8か所あり、春のこの時期からさくらんぼ狩りを楽しむことができます。

このうち、東根市神町にある須藤一元さんの果樹園では、地元の園児たちが元気な歌を披露し、オープンを祝いました。

園児「おいしい~」

さっそく子どもたちが真っ赤に実った佐藤錦をもぎとり、その味を楽しんでいました。
園児「おいしかった」

園児「すごくおいしかった。大きい実も採れてうれしかった。(Q今年はいっぱい食べたい?)うん、いっぱい食べたい」

さくらんぼ狩りは、昨シーズン、およそ12万人が訪れていて、市内の観光の目玉にもなっています。地元の温泉旅館の人たちもこれからの賑わいに期待しています。
地元の温泉旅館の女将は「さくらんぼ狩りを目的に、全国からたくさんのお客さんが来られて東根がにぎわう。甘くておいしいさくらんぼを宣伝していきたい」

神町りんご研究所 須藤一元 代表「3月が雪と寒さが来たのでその分、燃料がいままで経験したことのないくらい大量に使ったので、それが一番大変だった」

こちらの園地では、気温の変化に合わせて、温室ハウスの温度を調整するなど、いつもよりも栽培管理に苦労したといいます。

神町りんご研究所 須藤一元 代表「大変甘くておいしいさくらんぼができていますので、本当にお客様にはよろこんでもらいたい。その一言に尽きる」

東根市にある温室ハウスのさくらんぼ観光果樹園は、ゴールデンウイークにかけて順次オープンしていくということです。








