続いては山形県医師会。約1700人の医師が会員の組織だ。

県医師会にもセクハラ被害があった場合の対処を聞いた。


すると県医師会は「医師・弁護士・警察がメンバーの安全確保対策委員会があります」と教えてくれた。医療関係者が被害を受けた場合に備え、去年立ち上げたらしい。しかしこれまでセクハラなどの報告はない。

ちなみに、委員会の対象となる医療関係者に理学療法士は含まれるかを聞くと「含まれると思います」とのこと。

では裁判のことを知っているかを尋ねると「把握していません」とのことだった。

県、県医師会ともに相談窓口や対策委員会などの仕組みは存在した。しかし現場の状況が把握できているのか、という点では疑問が残った。