山形新幹線の新型車両E8系のデビューが今月16日に迫り、きょう新型車両の乗車会が開かれました。
山形新幹線の新型車両E8系は、山形の自然の豊かさをイメージした鮮やかなカラーリングが特徴。
最高時速300キロで、東京から山形・新庄間の所要時間は、これまでよりも4分短くなります。
車内の様子は…

普通席は紅花をイメージした赤と黄色。

これまでより座面横幅は1センチ、奥行きは4センチ長くなり快適になりました。

コンセントは各席にあり携帯電話の充電に便利です。車内Wi-Fiが完備されています。

グリーン車は月山の針葉樹をイメージした緑を基調としています。
本革シート、背もたれと座面には新庄亀綾織をイメージした柄の布を使い、肘置きにはサクラ材を使用しています。

スーツケーススペースは、これまでは通路にありましたが、客席の一角に設けられました。

車いすスペースも増設されています。付き添いの方も含めて安心快適に利用できるようにしたということです。

そして、災害や停電時はバッテリーに切り替えて利用可能なトイレを1編成に2か所導入されました。

災害対策も施されたトイレは山形新幹線初です。
山形新幹線の新型車両E8系は3月16日にデビューします。