富山市に工場をかまえる三菱ケミカル、そこのベテラン従業員が気付いたアクリル板の新しい魅力。引退後の活力にもなっているようです。いいねとやま、松井カメラマンのリポートです。

アクリル板を彫刻のように削って描く作品。アクリルスクラッチアートと呼ばれます。

制作したのは柴田政弘(まさひろ)さん。電動工具「ルーター」を使って絵を描く日本で数少ないスクラッチアートの作家です。

削る厚さはわずか数ミクロンで、作業には繊細さが必要になります。