能登半島地震からの復旧作業が進み、避難所暮らしを終え、移動先がみつかった被災者も多い中、移る先がなく困っている被災者も残されています。富山県氷見市では、能登半島地震の後に設置された指定避難所が23日ですべて閉鎖されましたが、被害が甚大だった地区では、引っ越しのめどが立たない住民もいるため、公民館を自主避難所として当面の間、開放します。

富山県氷見市では、地震が発生した1日から最大22か所の指定避難所が開設されました。そのなかのひとつ、「ふれあいスポーツセンター」には23日午前8時の時点で7世帯10人が身を寄せていましたが、引っ越し作業が完了したため正午に閉鎖されました。氷見市によりますと、避難者は市が家賃などを補助する民間の賃貸型応急住宅や市営住宅に移るほか、自宅に戻った人もいるということです。

氷見市地域防災課・中川道郎課長
「氷見市内の断水はすべて解消となりました。この避難所、ふれあいスポーツセンターにおいても利用者の方が少なくなられまして、アパート、ご自宅に帰られる方がほとんどとなりました。ということから避難所を閉鎖とさせていただきました」

氷見市内では特に被害が甚大エリアのひとつ、姿地区に自主避難所が設けられていて、23日午前10時の時点で4世帯6人が避難生活を続けています。

なかには氷見市内の市営住宅を借りているものの、クリーニングが済んでいないため、引っ越しのめどが立たないという人もいました。
姿地区では、こうした人たちの生活の拠点を確保するため、当面の間、公民館を避難所として開放するとしています。

姿地区の元区長・清水雅明さん:
「(避難している)本人たちもやっぱりアパートとか、そういうところを早く見つけて入りたいなという気持ちはあると思うんですけど。なかなか、うまく行かん場合もあるでしょう。(避難所の開放が)どれぐらい伸びるかはちょっと、わかりません」