一年で1万人減。ついに人口100万人を割るか…

富山県人口移動調査によれば、10月1日現在の人口は100万6367人。1年前と比べおよそ1万人減りました。

このペースだと来年にも100万人の大台を割りそうなのです。中でも深刻なのが若い女性の県外への流出です。実際に、県外に出た女性に話を聞きました。

中村彩乃さん(27):「私みたいにおしゃれを楽しみたいとかおしゃれの場所に行きたいとか好奇心が強い女性は県外に出やすいのかな」

「富山はすごく好きな場所であるんで、人が出ていっちゃうと過疎化につながるのであんまりよくはないかなと思います」

中村彩乃さんは富山県出身で、富山大学を卒業後、東京で就職。現在は都内で美容サロンの店長を務めています。富山県を出た理由について。

中村彩乃さん:「私は大学生まで地元にいたんですけど、就活をするタイミングになって、美容だとかアパレルとかそういった関連のお仕事に就きたかった」

「やっぱり富山だとそういった会社が数少なくて、色んな会社から自分の行きたいところを探すっていうことになると東京のほうがいいな」