高齢者の行方不明が後を絶ちません。去年1年間に、富山県内で行方不明になった70歳以上の高齢者は前の年に比べ、100人近く増えていたことが分かりました。全国では認知症の高齢者の行方不明が1万8700人あまりと過去最多を更新。県内でも増加しています。

富山県警によりますと、去年1年間に県内で行方不明になった70歳以上の高齢者は419人と、前の年の322人から97人増えました。また、認知症の行方不明者は267人と前の年の223人から44人増えました。内訳は、男性が134人、女性は133人とほぼ同数でした。

県警は、認知症の高齢者の行方不明が増加傾向にあることから、認知症の疑いがある高齢者の住宅に防犯カメラの設置を呼び掛けるほか、自治体が行うGPSの貸出し事業の利用、県警の安全情報ネットや各自治体のSOSネットへの登録、行方不明になった人を発見したときに誰かわかるようにQRコード付きのシールの装着などを呼びかけています。