事業再生を目指す富山市のジェネリック医薬品メーカー、日医工の第3四半期の決算は、売り上げ収益は1387億円1200万円で日医工グループの販売数量の増加などで前の年同じ時期より38億2000万円、2.8パーセントの増収となりました。

一方、営業損益は今後廃棄が見込まれる在庫の評価損などを計上したことから559億500万円悪化し、712億4200万円の赤字となりました。

日医工は今月17日、富山市内で臨時株主総会を開き、投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズなどが出資する合同会社を引受先とする第三者割当増資の実施のほか、新社長となる岩本紳吾氏の取締役選任などを決定します。