2日間で計8件の目撃情報

目撃情報は、広範囲にわたっています。富山県内では15日、富山市の海に近い市街地で5件。さらに16日は、富山市と滑川市の海沿いの地域で、3件の目撃がありました。

これまでに人への被害は確認されていません。なぜ、市街地や海沿いでの目撃が相次いでいるのか。サルの生態に詳しい専門家は次のように話します。

自然博物園ねいの里 赤座久明さん
「クマと同じで河川敷の土手とか草むらをつたって平野部を移動する。しばしば海沿いの地域までオスの離れザルが移動していくことがあります。ちょっとタイムラグがあったり1日、2日後にちょっと離れたところに出るというのは同じ個体が移動して歩いている可能性があると思う」

この時期、群れを離れたサルが市街地に出ることはこれまでにもあるとした上で、その目的をこう指摘します。

自然博物園ねいの里 赤座久明さん
「一番の狙いはやっぱり食べ物だと思いますね。集落の畑の野菜の味を覚えてしまって。家庭菜園何かで夏野菜。きゅうりとかナスとかトマトとかそういうのが今たくさんできてる時期ですよね。そこでしばらく滞在するっていう。また次の畑、次の畑というふうにして畑と畑を結ぶように移動するという事だと思う」

警察や自治体は、サルを見かけた場合は刺激せず安全な距離を保つことを呼びかけています。