夢や物語をテーマに幻想的な版画の作品を集めたコレクション展が14日、富山県黒部市の美術館で始まりました。

「コレクション展 夢のつづき、物語のはじまり」は、富山県黒部市の黒部市美術館が所蔵するおよそ1000点の版画から、今回のテーマに合わせて展示しているものです。
今回は幻想的な世界観をテーマに厳選したおよそ20点の版画作品が展示されています。

会場では、銅版画家・堀田恵理さんの版画展「ほとりで、光をみたよ」も同時開催されていて、版画だけでなく陶器作品などおよそ30点を楽しむことができます。

どの作品も、淡い色彩の鳥や星などをモチーフに落ち着いたタッチの中に温かみがあり、堀田さんは、「作品を通して、孤独を感じている人にひとすじの光を見つけてほしい」と話していました。


「コレクション展 夢のつづき、物語のはじまり」は、3月12日(日)まで黒部市美術館で開かれています。
