「死刑で死んでもらったら困る」——。この言葉の裏にあるのは、決して犯人を許したわけではないという深く複雑な葛藤です。富山市の奥田交番で警察官と警備員が殺害された痛ましい事件から、26日で8年が経過します。
いまだ終わりの見えない刑事と民事、2つの裁判。今回、犠牲となった警備員・中村信一さんの妻が取材に応じ、「事件を絶対風化させてはいけない」と現在の胸の内を明かしてくれました。

殺害された中村信一さんの妻
「かけがえのない存在でしたね。今でもそうですけどね」
8回目の命日を前に中村信一さんの妻が語ったのはいまも癒えることのない哀しみでした。
事件があったのは2018年6月26日。

富山市の奥田交番に男が押し入り、警察官を刃物で殺害しました。男は拳銃を奪い、小学校の正門前で交通整理の仕事をしていた中村信一さんを警察官と見間違え殺害しました。

逮捕されたのは元自衛官の島津彗大被告です。










