円相場が1ドル=161円台に下落し、一時39年半ぶりの水準に迫るなど歴史的な円安が続いています。
円安の波は、富山県内のスーパーの「輸入牛肉」の価格にも直撃、店は試行錯誤を迫られています。

止まらない円安。22日午後11時ごろ、1ドル=161円90銭台まで円安が進み、およそ39年ぶりの水準まであとわずかに迫りました。

片山さつき財務大臣
「必要とあれば、断固たる措置を取るということをお互いにしっかり合意している。いろいろと世界経済情勢が動いていることについて、よい話し合いができた。両方の認識は非常に近い」

政府・日銀は4月末から5月にかけて、11.7兆円規模の為替介入を実施しましたが、その後も円安傾向は変わらず、現在は1ドル=161円53銭~58銭で取引されています。
円安の影響で輸入食品が軒並み値上がりする中、県内のスーパーでは。

梶谷昌吾記者
「こちらのスーパーの牛肉コーナー。以前は4割ほど外国産の牛肉が並んでいましたが、今はこのスペース、2割ほどだけになっています」
射水市内のこちらのスーパーでは、去年からアメリカ産牛肉の仕入れ価格が徐々に上がっています。

アルプラザ小杉店長 佐藤さおりさん
「輸入牛は特に値段が上がっているように感じていまして、去年と比べると100円ぐらい上がっている状況ですのでなかなかアメリカ産の仕入れというのは難しくなっているかなと」

農林水産省の調査によりますと、輸入牛肉の店頭価格は全国平均でおととし6月には100グラム363円でしたが、今月は435円に達し、過去最高値を更新しました。

円安の影響に加え、アメリカの数年前の干ばつで、牧草の取れる量が減り、飼育頭数も減少したことが要因とみられています。

客
「孫がすき焼き食べにくるから。高いですよね。もうちょっと安くならないと。国産買います。後味違ったり脂の感じが違ったり。確かに高くなってるのは分かるんですけど、だからちょっとでも美味しいものをなるべく」










