中東情勢の悪化が医療現場を直撃しています。富山県射水市の歯科医院では、石油製品を原料とする医療用グローブの供給に遅れが生じ、安定した診療継続に神経をとがらせています。
毛田千代丸キャスター
「歯科治療に欠かせないのがこちらの医療用グローブです。今、在庫の確保が難しくなっています」
射水市にある、さの小児歯科です。
スタッフは治療の度に使い捨ての医療用グローブを着用。1日700枚から800枚を使うと言います。


さの小児歯科 佐野哲文副院長
「診療の時に絶対使うものになってくるので、それが切れてしまうと代用もきかないので、診療休止にするしかないっていう状態までくる可能性はあります」

石油製品を原料とする医療用グローブ。中東情勢の悪化に伴って供給に大きな影響が出ています。
通常は注文の翌日に届いていましたが、今は。
さの小児歯科 佐野哲文副院長
「入ってくるのに2、3週間かかってくるという状態なので。本当に毎日在庫とにらめっこしながら診療を続けているという状態です」
現在、在庫は1週間程度ありますが、なくなるのを防ぐため、通常扱う5種類のグローブを9種類に増やして対応しています。

さの小児歯科 佐野哲文副院長
「これが普段使ってるものでこっちがとりあえず急で用意した同じグローブ。やっぱりちょっと質感が違って。とりあえず急場をしのいでいるという感じですね」
このほか、さの小児歯科では石油由来の製品である器具を滅菌するパックや、歯と歯の間の汚れを落とすフロス、歯の根元を洗浄するニードルも品薄状態が続いています。











