富山県南砺市は国内最大級となるデータセンターの集積地を市内に整備すると発表しました。東京や大阪に次ぐ「国内第3の拠点」を目指します。

これは、南砺市と民間の開発業者「GigaStream富山」が共同で発表したものです。「南砺キャンパス」と名付けられた集積地は福光里山体育館のある土地およそ13ヘクタールにつくられます。

計画によりますと、受電能力は3.1ギガワットで国内最大規模。東京や大阪に次ぐ国内3番目の集積地を目指すということです。

国内のデータセンターをめぐってはおよそ85%が東京圏と大阪圏に集中していて、災害時のリスク分散が長年の課題となっていました。

施設は来年春以降に工事が始まり、2028年中でのサービス開始を目指します。