キーワードは“日常”

平均入場者数が2倍になったうえ、入場料収入は5倍に増えたという長崎のスタジアム。

それを実現している要因はサッカー以外にあるといいます。

V・ファーレン長崎 田河毅宜社長
「“日常的に開放されたスタジアム”というところで、スタジアムに足を運んでみようというハードルが結構下がっているかな」

「日常」というキーワードがスタジアム「シティ」成功の秘訣だと言います。

試合がないこの日。スタジアムに人の姿が――

長崎市の保育園園長
「ご飯を食べている。無料開放されて子どもたちもすごく楽しみにしている」

試合がない日は入場無料でスタジアムを一般開放。

午前7時~午後11時まで自由に過ごすことができます。

長崎市の高校生
「テスト期間になったら利用する。勉強中です」
橋本アナウンサー
「ここに来て勉強する理由は?」
長崎市の高校生
「居心地がいい」

スタジアムシティは大型複合施設で――

橋本アナウンサー
「フードコートロードみたいな、いろんなお店の味を楽しむことができます」

長崎ちゃんぽんをはじめとしたグルメが楽しめ、スタジアムを見ながら飲食できるテラス席も。

それだけでなく、スーパーやドラッグストア、アパレル店など約80店舗あり、ショッピングモールそのもの。

さらにサウナつき温浴施設で汗を流すこともできます。