北・東・西日本では6月中旬から気温が高い状態が続いており、東北地方を中心に6月下旬から少雨の状態も継続しています。高温は今後も1か月程度、少雨の状態は今後2週間程度続く見込みです。農作物や家畜の管理、水の確保、熱中症対策などに十分な注意が必要です。
6月中旬からの高温状態が継続
北・東・西日本では、6月中旬から暖かい空気に覆われて気温が高い状態が続いています。7月には月平均気温の高い記録を更新した地点が多く、8月に入ってからも気温がかなり高い地点が多くなっています。
6月20日から8月18日までの平均気温(速報値)を見ると、札幌では25.2度(平年差+4.2度)、仙台では26.8度(平年差+3.8度)、東京では28.4度(平年差+2.7度)となっています。また、新潟では27.5度(平年差+2.5度)、名古屋では29.3度(平年差+2.4度)、大阪では29.8度(平年差+2.2度)と、全国的に平年を大きく上回る気温が記録されています。
広島では29.2度(平年差+2.1度)、高松では29.9度(平年差+2.5度)、福岡では29.4度(平年差+2.1度)となっており、西日本でも高温傾向が顕著です。
