18日午前7時半ごろ、北アルプス立山連峰、越中沢岳の標高2430メートル付近の登山道で、58歳の会社員の女性が、登山道から30メートル滑落しました。女性は県警ヘリで救助されましたが、右腕を骨折するなどの重傷です。
富山南警察署によりますと、女性は五色ヶ原山荘から薬師岳山荘へ向かう縦走路を歩いていた際、標高約2,430メートル地点で足を滑らせ、登山道から30メートル滑落しました。
女性は自力で登山道まで戻りましたが、動けなくなり、通りかかった別の登山者に助けを求めました。連絡を受けた山小屋が山岳警備隊に通報しました。
通報を受け、県警のヘリコプター「つるぎ」が出動し、午前10時28分に女性を収容。女性は富山市内の病院に救急搬送され、右腕を骨折する重傷です。
