台風11号は、強い台風ではなくなり、日本の南を1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでいます。

台風11号は、11日9時には日本の南の北緯21度10分、東経133度25分にあって、1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
また、中心の北東側280キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風の中心は、12時間後の11日21時には、日本の南の北緯21度25分、東経130度30分を中心とする半径65キロの円内に達し、強い台風になる見込みです。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。
予報円の中心から半径120キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

24時間後の12日9時には、沖縄の南の北緯21度40分、東経128度05分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。
予報円の中心から半径150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

48時間後の13日9時には、与那国島の南南西約90キロの北緯23度40分、東経122度40分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。
予報円の中心から半径210キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、72時間後の14日9時には華中の北緯26度50分、東経117度05分を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は1004ヘクトパスカルが予想されます。