能登半島地震で被害を受けた富山県氷見市姿地区の公費解体が進んだ更地について富山大学の学生が復興に向けた活用方法を提案しました。

富山大学の学生:「今回地域にある小道を選び解体跡地と空き地を活用した6つの寄り道スポットをめぐる1時間のコースを考えました」


氷見市姿地区ではきょう、富山大学の学生が住民や市の幹部職員を前に、公費解体で進んだ更地の活用方法を提案しました。

地震の影響で3分の1の住民が地区を離れた姿地区では、地域コミュニティの維持と更地の活用方法が課題となっていて、富山大学の学生らは去年6月から地区の行事にボランティアとして参加し、復興案について検討してきました。




学生からは、地区に人を呼び込むため、更地にデッキや直売所などを設け散歩コースを作る案や虻が島が一望できるテラスの整備などが提案されました。

富山大学の学生:「虻が島をより眺めよく見れて楽しめるような場を作りたいと思って。実現に向けて具体的に進めていきたい」
「住民の方がやりたいってことが第一だと思うのでやりたいことをサポートするという立場で関わっていけたらいいと思います」


氷見市姿地区 山本譲治区長:「意見を聞きまして本当に参考になった。姿のことを思って皆さんに案を出してもらった。景色の良い所を何か活用できればいいじゃないかと。一歩目はそこからやっていきたい」


