広島に原子爆弾が投下されてから80年です。富山県で暮らしていた被爆体験者も平和祈念式典の会場で戦争のない世界の実現へ祈りを捧げました。

広島市の平和記念公園では6日朝、平和記念式典が執り行われ、5万5000人が犠牲者を追悼しました。

6日夕方も多くの人が訪れていて外国人の姿も目立ちます。

加賀谷悠羽キャスターが爆心地からわずか900メートルの場所で被爆し、母と姉を亡くした飯田國彦さんを取材しました。富山で暮らしていた飯田さんは9年前、生まれ育った広島に戻り現在はわずか29人となった被爆体験証言者の1人として核兵器の廃絶を訴えています。被爆80年の節目に何を思うか聞きました。