台風10号(バイルー)は日本の東の海上を東へ進んでいます。午後3時現在、中心気圧996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、今後も強さを維持したまま東へ進み、7日午後には温帯低気圧に変わる見込みです。日本への直接的な影響はありませんが、海上の波浪には注意が必要です。また、台風9号は4日午後、熱帯低気圧に変わりました。

気象庁によりますと、台風10号は4日午後3時現在、日本の東の海上を30キロで東に進んでいます。中心気圧は996ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。強風域は南側で390キロ、北側で110キロに広がっています。
台風10号は5日午前3時には日本のはるか東に達する見込みで、その後も東北東へ進路を変え、5日午後3時には北緯38度10分、東経158度00分付近まで進む予想です。
6日午後3時には北緯41度35分、東経162度50分付近に位置し、さらに北東へ進みながら7日午後3時にはアリューシャンの南で温帯低気圧に変わる見込みです。
勢力はほぼ変わらず、中心気圧996ヘクトパスカル、最大風速18メートルを維持します。
台風10号の強風域は南側で約390キロに達しており、日本の東の海域では波が高くなっています。特に東日本の太平洋側では、うねりを伴ったやや高い波が予想されるため、海上や沿岸部での活動には注意が必要です。
台風は今後も東寄りに進むため、日本への直接的な影響は少ないものの、進路や強さが変わる可能性もあります。最新の気象情報に注意しながら、安全確保に努めてください。