事業再建中のジェネリック医薬品大手 日医工は14日、上場廃止と田村友一社長が退任することを発表しました。退任のタイミングは2023年3月末の見通しで後任は未定です。
日医工は14日の取締役会で、投資ファンド、ジェイ・ウィル・パートナーズが管理運営する合同会社ジェイ・エス・ディーを割当予定先としておよそ197億円の第三者割当増資を行うことを決めました。
田村友一社長はこの振込みが完了する日をもって退任する意向で、日医工が発表したスケジュールによりますと2023年3月となる見通しです。
後任の社長は未定で、2023年年2月に予定されている臨時株主総会を受けて割当予定先と協議の上決定するとしています。
また、発表では東京証券取引所における上場廃止は、2023年3月から4月ごろになる見込みです。