南シナ海にある熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みです。今後72時間かけて東シナ海へと北上し、風速も強まると予測されています。

気象庁の4日午前9時の観測によりますと、熱帯低気圧が南シナ海の北緯20度00分、東経118度55分にあって、ゆっくりした速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は、24時間後の5日午前9時には南シナ海の北緯20度35分、東経118度35分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風の中心は48時間後の6日午前9時にはバシー海峡の北緯21度50分、東経120度00分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
72時間後の7日午前9時には東シナ海の北緯25度05分、東経122度05分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。