東北地方では暖かく湿った空気の流入と上空の寒気の影響により大気の状態が非常に不安定となっています。この影響で各地で大雨となっているところがあり、今後も警戒が必要な状況が続きます。

仙台管区気象台によりますと、高気圧が四国付近にあって、ゆっくり西へ移動しています。

東北地方には高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込んでおり、上空の寒気や日中の気温上昇の影響により、大気の状態が不安定となっています。

このため、東北地方では雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるところがあるでしょう。

雨の予想

2日に予想される1時間降水量は多いところで、
  東北日本海側 50ミリ
  東北太平洋側 50ミリ
2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は多いところで、
  東北日本海側 80ミリ
  東北太平洋側 80ミリ

東北地方では2日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。