
遺体で見つかったのは兵庫県姫路市の会社員、廣瀨真司さん35歳です。
警察によりますと廣瀬さんは11月2日、「富山県の山に行く」と家族に言って自宅を出ましたが、出勤日の7日になっても戻らないため、家族から行方不明届けが出されていました。

連絡を受けた富山県警は、黒部ダムに設置された防犯カメラの映像から廣瀨さんが下ノ廊下から北上したとみて、県の消防防災ヘリコプターを出動させ捜索したところ、9日午後2時半ごろ、白竜峡の手前の標高およそ1100メートル付近の黒部川で遺体を発見、11日廣瀨さんと確認しました。

警察は、廣瀨さんが登山道から8メートル下の黒部川に転落したとみて詳しく調べています。
