小笠原近海で発生した熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みです。
気象庁の22日午後9時の観測によりますと、熱帯低気圧は小笠原近海の北緯23度20分、東経145度50分にあって、1時間に約15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は1008ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は24時間後の23日午後9時には父島の北西約70キロの北緯27度30分、東経141度40分を中心とする
半径130キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、48時間後の24日午後9時には八丈島の南約170キロの北緯31度35分、東経139度35分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1008ヘクトパスカルが予想されます。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70％です。
