交際相手の女性を紹介することを名目に会員登録料や保証金として、富山市の60代の男性が52万6000円をだまし取られていたことが、20日までにわかりました。

富山中央警察署によりますと6月11日、富山市に住む60代の男性が、SNS(フェイスブック)を閲覧していたところ女性の投稿が表示されました。

60代男性が投稿画面に記載されたURLにアクセスしたところ、無料通話アプリ「LINE」に移行し、女性とメッセージのやり取りが始まりました。

女性からは「いつ会いますか?」「本当に会いたい気持ちがあるか確認するためクラブで認証を行います」と言われました。

60代男性はその後、女性に紹介されたクラブ関係者から、会員登録の保証金を支払うよう求められるなどして、合計52万6000円を振り込みました。

その後、更に100万円を支払う必要があると要求されたことから不審に思い、詐欺の被害に気付いたということです。

警察はSNS上でお金を請求されたら安易に振り込まず家族や警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。