自民党富山県連が田畑裕明衆議院議員を富山1区の選挙区支部長の選考対象から外すよう上申する方針を決めたことについて、田畑議員は16日、取材に「コメントは控えさせていただく」としたうえで、「参院選の必勝に向け役割を果たす」と述べました。

富山市内で国政報告会を開いた田畑裕明衆議院議員。田畑議員を巡っては、不適切な党員登録問題の説明責任を果たしていないなどとして、今月10日、自民党県連が次の衆院選で富山1区の公認候補となる選挙区支部長に田畑議員を選任しないよう党本部に上申することを決めました。

15日に県連が開いた政談演説会では、自民党の小渕優子組織運動本部長が次期支部長について「県連としっかり協議し調整し結論を出していきたい」と述べました。

国政報告会終了後、取材に応じた田畑議員は次のように語りました。

自民党 田畑裕明 衆議院議員(富山1区)
「私自身のことは、特にコメントは控えさせていただきたいと思っています。私はまずは自民党の一兵卒の国会議員として夏の戦いに向けてそのことにとにかく全力で集中し必勝に向けて、私なりの役割をしっかり果たしていきたい」