「最短でのB1復帰」を掲げわずか1年で復帰を果たした富山グラウジーズが21日チューリップテレビを訪れ、今シーズンを終えての思いを語りました。

チューリップテレビを訪れたのは富山グラウジーズの高堂孝一社長や、ダビー・ゴメスヘッドコーチ、キャプテンを務めた藤永佳昭選手ら5人です。
「最短でのB1復帰」を掲げ挑んだ今シーズン。今季から指揮を執るゴメスヘッドコーチが「家族になれば勝てる」とチームをまとめあげ、38勝22敗、東地区2位でプレーオフに進出。
試合を追うごとにチームはひとつになり無念の降格から1年でB1復帰を果たしました。
ゴメスヘッドコーチは「ブースターも一緒にみんなでB1昇格をつかみ取れた。どの選手もアグレッシブに、ファミリーのことを考えて戦ってくれた」とシーズンを振り返りました。

B2王者をかけたプレーオフ決勝は、1勝1敗で迎えた運命の第3戦に臨むも、千葉の会場の停電により、中止となりました。
Bリーグは「再試合は開催しない」としており、B2年間優勝の扱いについては未定で、後日発表されます。
富山グラウジーズ 藤永佳昭キャプテン
「最後、ファイナルは中止になってしまったんですけど、『家族になろう』っていうのを1年で体現できた。それがB1昇格にもつながったと思いますし、こういった練習をしたら勝利につながるっていうのを実感できた、すごく濃い、中身のある1年だったと思うので、この経験を生かしてB1、その次のプレミアにつなげられるように頑張っていきたい」
