6月のアユ漁解禁に向けて24日、稚アユの放流が富山県の庄川で始まりました。

これは、大門漁業協同組合などがアユ漁解禁に向けて、毎年、この時期に行なっているものです。

富山県射水市の大門大橋近くの庄川右岸で組合員らが稚アユおよそ20万匹をホースで放流しました。

ことしの庄川は、雪解け水が多く水位が高いため放流は1週間遅れで始まりました。

組合によりますと、ことしの稚アユは、全長11センチから12センチ、重さ13.5グラムほどと順調な生育を見せていて、漁が解禁される頃には大きいもので20センチほどに成長するということです。

庄川での放流は、今後も実施され、合わせて80万匹が放流されます。富山県内のアユ漁の解禁は6月16日です。