6月の高岡市長選に立候補を表明している市議の出町譲氏が5月20日付けの辞職願を16日、高岡市議会事務局に再提出しました。辞職願が受理されれば市議補選が回避されます。

高岡市長選に立候補 出町譲 市議
「私の市議会議員の退職届について、きょう午前中に日付を書きました。5月20日ということになりました」

出町譲氏は16日、5月20日の日付を書いた辞職願を議会事務局に提出しました。

市議の補欠選挙をめぐっては、市長選に立候補している中川加津代氏が3月26日付で議員を辞職。

一方、出町氏は辞職日を空欄にした辞職願を提出し「判断を議長に任せる」としていました。

高岡市議会では中川氏と出町氏が5月20日以前に辞職して欠員が5になった場合、市議補選が実施されることになり、その費用は概算で7000万円に上ることから財政負担が問題視されていました。

出町氏は「財政負担を回避するため辞職日を記入して再提出した」としていて、今後、高岡市議会は出町氏の辞職願を受理するかどうか協議する方針です。