「スポーツの日」は「体育の日」から改名され、これまでは東京オリンピック・パラリンピックの影響で7月に移動していました。初めて10月の「スポーツの日」となったきょう、富山県内では老若男女が心地よい汗を流しました。

記者:
「きょうはスポーツの日です。富山市では家族が運動を楽しめるイベントが開催されています」

県総合体育センターと県空港スポーツ緑地では「スポーツの日」にあわせて施設が無料開放され、一日で10種類以上のスポーツを体験できるイベントが開催されました。

会場は多くの家族連れでにぎわい、子どもたちはビリヤードやビームライフルなど普段馴染みのないスポーツも楽しんでいる様子でした。

参加した子ども:
「楽しかった。10点を2回もとった」

父親:
「トランポリンもやってきて普段体験できないスポーツもできてよかった」

子どもたち:
「絶対勝つぞー。おー!」

魚津桃山運動公園では次世代のラガーマンを育成し、富山県内のラグビーの普及につなげようと小学生を対象とした「北信越ミニラグビー交流会」が開かれました。

ことしは3年ぶりに新潟・石川の県外チームを含む16のラグビースクールからおよそ300人が参加。低学年から高学年までの3つの部にわかれ熱戦を繰り広げました。

このうち小学生低学年の部は、タックルの代わりに腰につけたタグを取り合う『タグラグビー』形式で行われました。

ちびっ子ラガーマンたちは雨にも負けずトライを狙って元気いっぱいにプレーしていました。

参加した子ども:
「同点でした。タグ取ったりパスしたりするのが楽しかったです」

参加した子ども:
「トライ決められたのがよかったです」

ところ変わってシニア世代が熱中するのは、リズムに合わせて太鼓を叩くeスポーツ「太鼓の達人」です。

イオンモール高岡で開かれたこの大会。

オンラインでも楽しめる「eスポーツ」を通して、子どもから高齢者までの三世代交流がテーマとなっています。

参加者(70代):
「できるだけ体でリズムをとるようにして打ったんですけどそれが成功の原因かな、体を使う、頭も使う、瞬時の判断とか、やっぱり高齢者の認知症予防にはいいのかなと思いました」

会場では石川県のイオンモール白山とオンラインでのシニア交流マッチも繰り広げられ、スコアを競いながら屋内スポーツを楽しみました。