能登半島地震の災害対応について検証を進めていた富山県は21日、地域防災計画の改正案を示し、このうち避難行動や避難所運営について、徒歩と車による「避難の住み分け」を市町村などが検討することを明記しました。

具体的には、避難行動については「徒歩避難」を原則としながら、能登半島地震における実際の避難行動などを基に、徒歩と車による「避難の住み分け」を市町村などが検討するとしています。

今後、専門家を交えたプロジェクトチームを設置し適切な避難のあり方を考えていきます。

また、避難所運営については
▼デジタル技術を活用した避難者情報の管理の推進
▼トイレカーや水循環型シャワーなど活用した生活環境の改善などが盛り込まれています。

新たな地域防災計画は、来月、パブリックコメントを募集、3月の県の防災会議で改正される予定です。